安全祈願祭 神田神社

8月7日(金)に、当社の敷地内で安全祈願祭が執り行われました。

地鎮祭に参加したのは「海生産業株式会社」と「海生建設株式会社」です。
海生産業は主に「砂砕石販売」や「港湾運送業」などに携わり、
海生建設は主に「砕石業」や「中間処分業」に携わっております。


海生産業株式会社 公式ホームページ


海生建設株式会社 公式ホームページ


日頃業務に当たっている従業員の安全を祈り、大型トラックを祓い清めて頂きます。
普段からどれだけ気を付けていても、事故は突然起こってしまうものです。
10tダンプは特に、乗用車よりも事故に遭うと大事故に繋がる恐れがあります。

広島県内の交通事故発生件数は、月におよそ10件〜20件前後とのことです。
地域の安全も考えるならば、今回のような儀式は巡り巡って地域のためにも必要な取り組みだと思っております。
参考:交通事故発生件数(呉警察署管内)


祭壇には鯛や米、野菜や果物に酒などの神饌(しんせん)を添えて儀式が執り行われました。
御供物は「誠心誠意を込めてできうる限りのことを尽くす」という考え方が根底にあるそうです。
呉市は瀬戸内海に面した地域なので、海の幸である立派な真鯛を神様にお供えさせていただきます。

呉市の「神田神社」宮司に安全祈願祭を執り行っていただきました。


外は30度ほど気温がありましたが、みなさんマスク着用での参加です。
熱中症者が出なくて本当によかったです。


氏神様に祝詞をあげていただいております。


トラックを清めていただきました。


氏神様に祈りを捧げます。


最後に敷地入り口に塩を撒いて頂き、儀式は無事終了です。


日本人は古くから神事を大事にしてきました。
神に伺いを立てることで、神との結びつきを強く感じられるのが儀式だと思っています。

ところが近代になると、テクノロジーの発達により霊的・神的行事を否定する人が増えているように思います。
合理的と言えばそうなのでしょうが、現代の常識が通用する以前の、遥かに長い時代を脈々と受け継がれてきた儀式です。

「無駄だ」と一蹴するのではなく、それらの執り行いにより神との繋がりを内に感じるのが儀式の在り方なのではないでしょうか。
と、思う次第です。


稲作の伝来以降に、日本人は米を社会の基盤として生活を送ってきました。
そのために、御供物は「お米」や「餅」、「お酒」など米に関するものを捧げるようです。

その他にも、

お塩


清酒


野菜


山の幸

などを氏神様にお供えいたします。


今回協力していただきました「神田神社」の詳しい情報はこちらをご覧ください。


テクノロジーの発達した現代であっても伝統を大事に、地域に寄り添って活動して参ります。
地元の人々に対しては当然として、氏神などの「神的な存在」、儀式などの過去から受け継がれた「想い」も大事にしていきたいと思いました。